
1. 対数の基本的な見方:対数のしくみと足し算、引き算について
対数も指数の特徴を踏まえれば特に新しい事はない。対数と指数の関係からその基本的な性質、ついでに対数の足し算&引き算について、底の入れ替えについても

3. 指数で0乗が1になる理由
どんな数字aでも0乗は常に”1”。これは、分母、分子に同じ数のaが並んで約分されて1になるため。指数にマイナスがつく場合は逆数になっている事を知っているとすっとわかる。簡単に説明。

2. 小数をもつ指数の便利な見方 (10の乗数のとき)、対数もついでに
指数に小数点を含むべき乗数において、全ての実数の表現ができる。10のべき乗の指数が小数点を含む場合、小数点以下は10進法での数字の並び、整数部分はその数字の桁上げ/下げとみておけば良い。

1. 指数とその四則計算のしくみ(たし算、ひき算、かけ算、わり算)&小数点付き指数の見方
指数が整数の時は抵抗がないのに、10の1/2乗(分数乗)、10の‐3乗(マイナス乗)となったとたんに”あれっ?”となる方へ。指数の見方&特徴の簡単な説明と、指数の計算(足し算、引き算、かけ算、わり算(分数))の中身について。意味がわかれば、結構簡単。例えば。。10の1/2乗は、2乗すると10になる数。(答えは√10)

5. オイラー角を使った回転変換(3次元座標での回転変換)
オイラー角の入り口座標軸各軸まわりにて回転変換を行う行列については以下をご参照。この座標軸廻りの回転行列を使って、3次元上の回転を行うのがオイラー角変換。再度、オイラー角変換は空間上のある任意の点のある回転を、回転の中心軸ではなく”座標軸”...

4. 座標変換と回転行列 オイラー角の入り口まで
回転行列の中身を再度。方向余弦を使って導く。まずは、図的に理解しやすい平面(2次元)の回転行列(2x2 行列)からはじめて、立体空間(3次元)向け の回転行列( 3x3 行列 ) へと話をすすめる。とりあえず3次元の回転行列までおさえておけば、空間上の物体の動きは計算できるようになる(オイラー角とかとか)。。

3. 行列の積とベクトルの内積の関係をもう少し。これを使って軸変換に(回転行列へ)
はじめに前回の記事内で、行列の積の成分計算は行ベクトルと列ベクトルの内積計算と同じである事を書いた。(こちら)これを利用すると、行列の積の計算に内積の特長が利用できる。つまり大きさ1の行ベクトルで構成された行列(全ての行ベクトルが単位ベクト...

2. 行列の和と差の計算、積の計算はベクトル内積計算
行列計算における和と差とされる計算 C=A ± B は、それぞれの成分を足し算、引き算。ただし、行列計算における積とされる計算 C=A・B は少し特殊である。積の結果として算出される行列C の各成分は、行列Aの行ベクトルと行列Bの列ベクトルの内積である。

1. 行列とは? 主な行列とその使い方
行列の定義と、基本的な行列である”正方行列”、”直行行列”、”単位行列”、”逆行列”、”転置行列”について

4. 座標の定義:ベクトルの正規直行性と内積を利用してみる(回転行列の入り口の前)
空間の基底となる n本すべてのベクトルがお互いに直行し、かつ正規性を持つ場合、このn本のベクトルをn次元空間の正規直行基底という。座標軸とベクトルを組み合わせるのに使える(内積を使った座標値の算出)のだが、もうちょっと展開すれば、座標軸変換(回転行列)の入り口までの流れが、これを起点につかむ事ができる。